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PRP(多血小板血漿)注射

TREATMENT

PRP(多血小板血漿)注射

関節炎や腱の炎症・筋肉の損傷などに対して、自身の血液から精製したPRPを患部に注射する再生医療の一種です。血管(主に腕)から血液を採取して遠心分離にかけ、血液中の血小板が濃縮した部分であるPRPを患部へ注射します。
関節炎や腱の炎症・筋肉の損傷などに対する効果が期待されます。 PRPを狙った部位へ正確に注射することが必要とされるため、注射は超音波画像を確認しながら行います。

Arthrex Japan合同会社の製品を使用します。

PRP(多血小板血漿)注射の流れ

患者さんの腕の血管から血液を採取します。健康診断等での採血と同じ処置です。 採取した血液を遠心分離機で処置し、上澄み液であるPRPを精製します。作成したPRPを、エコー画像をみながら患部に注射します。

PRPには、組織の痛みの改善に有効な抗炎症作用を持つ物質や、組織修復を促す成長因子が含まれます。PRP注射により、炎症の改善や組織の修復促進を期待します。

1

診察・採血

外来を受診いただき、診察・検査を行います。PRP注射の適応があると診断された場合、採血に進みます。

3

注射

エコーガイド下で患部にPRPを注射します。

2

PRP作成

採取した患者様自身の血液を遠心分離機で処理しPRPを作成します。

治療料金

自費診療
Arthrex社製 ACPダブルシリンジシステム:1回につき 30,000円
Arthrex社製 Angelシステム(高濃度のPRPを精製可能な上位機種):1回につき500,000円

対象疾患

  • 変形性膝関節症

  • 膝以外の変形性関節症

  • 骨折部偽関節(治りが悪い骨折)

  • 疲労骨折

  • 肉離れ

  • 靭帯損傷

  • 前十字靭帯損傷 ・アキレス腱炎・アキレス腱付着部炎 ・膝蓋腱炎

  • 上腕骨外側上顆炎(テニス肘) ・上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)

関節炎 ・上記以外にも対象となる場合がございます。

PRP注射の治療効果

炎症の改善による関節・腱などの痛みの改善や、靭帯・筋肉などの組織損傷の修復促進を期待します。

治療効果は病態や病状によって個人差があります。

副作用や注意事項

  • PRPの注射後に痛みが出現することがあります。早い場合は、注射直後から痛みを伴うことがあります。

  • PRP注射により生じた痛みは、基本的には時間の経過で改善します。

  • もし痛みが出た場合は、痛みを悪化させるような無理な動きはできるだけ避けてください。

PRP注射をお受けできない方

  • 感染症がある方

  • 糖尿病

  • 免疫不全

  • 慢性腎不全

  • 肝硬変の方

  • 発熱がある方

  • 薬剤過敏症のある方

  • 免疫抑制剤を使用中の方

その他、医師の判断で実施の可否を判断いたします。

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